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2.4.実行環境

 Java言語での開発ということで、基本的には仮想マシン(VM)がJava実行環境の仕様を満たしていれば どのOSでも動作するかと思います。

 しかしながらそのような理想は大抵適わないケースが多く、多少実験をしてみた限りでは以下のことが 判明しています。

 ・Windows 2000, XP, Linux(Red Hat Enterprise Linux ES release 3) でのプログラムの実行自体は行えた。
 ・Windows 2000, XP 上では基本的なプレー動作は問題なし。
 ・Red Hat Enterprise 上では、動作の速度が速くなったり、遅くなったりした。
 ・Windows 2000, XP 上で実行している際、システムクロックが異常に進む問題が発生した。
 ・Windows XP 上にて、ウィンドウモードにてプレーをしていると、たまにフリーズする問題が発生した。
  ただしフルスクリーンモードにて実行しているとこの問題はさほど発生していない。
  (これは現象の発生率が低いだけの可能性がある)
 ・Windows 2000, XP 上にて表示解像度が 32bit カラー以外の場合、アフィン変換によるイメージの
  パレット処理が期待通りの結果とならない。

 これらのことから以下の動作環境を推奨することにしました。

 【推奨プレー環境】
 ・OS:Windows 2000, XP
 ・Java Runtime:Java5(1.5.x_x)
 ・搭載メモリ:恐らく256MB以上
 ・表示解像度:640x480ピクセル以上の32bitカラーが表示できるビデオカード
 ・サウンド:OS上で音声が発声できる仕様を満たしている程度


 次項よりプログラムの内部設計について説明を行っていきます。



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